Nori's 7th Journal

ゲーム(とくにインディーズ)やSci-Fiについて考える

同人・インディーゲーム部会第2回メモ

7/11(土)に行われたIGDA日本 同人・インディーゲーム部会第2回研究会「ゲームデザインとメイキング」に行ってきました。
そのときメモしたことをささっと書いておきます。(自分的にピンときたことだけメモしたので、かなり偏りあり)

●murachaさん(Easy Game Station)「画面作りから見るゲームメイキング」

・ゲームのコンセプトを煮詰めるときの画面デザイン=初心。ひたすら、楽しく、楽しく
・デモムービーを作ることも大事

●isaoさん(神奈川電子技術研究所)「あかんゲームとええゲーム」

2カ月半でゲームを作る

2週間で企画・人員固め
1週間で骨格作成
5週間(中盤)はゆっくり
最後の半月はラッシュ
※やり残したことがあったら次の作品で

・没らないための工夫

・プログラマが中心
・納期に間に合わせつつ、ギリギリまで作りたいので、作っても作らなくてもいい部分を決めておく(ステージ数、ボスの動きの作り込み)
・納期を決める(待合を避ける)

・とんがったゲームを作るには

・インスパイア(パクリ)はOK

キャラクター/ゲームシステム/マイナーゲーム/ゲームの動き/本物/理論や学問/人生経験

この順にパクっていくと、ありがち→レアへ

・isaoさんの場合、理論や学問は、セルオートマトン、ロボットアーム制御、カオス理論、フラクタル、boid system、生命進化、同時知覚がインスパイアの元になってきた
※同時知覚とは、例えば視角情報や音で同じ現象を伝えたものを知覚すること(グラフィックがしょぼくても、けっこうさまになる)
・isaoさんの作品「QUALIA」は、もとをただすと、子供のとき親に連れられて見に行ったドラえもん映画「のび太と竜の騎士」で、ワイヤーフレーム背景のシーンに感動したのがきっかけだったとか

※個人的に、isaoさんの講演は大変参考になりました。以下のような言葉も印象深かったです。

「(理論や学問をパクるときは)数式よりコンセプト」

「納期にゲームを合わす」

「アイデアは『思い付く』のではなく『思い出す』」

●小川幸作(チームグリグリ)「メンバーの個性を生かすゲーム作り」

・ばらばらだったチームメンバーをつなぐ存在として、ミドルウェアが大いに役立った
・ゲームよりも、ミドルウェアを作ることが目的だった
・汎用性を選ぶか、目的に特化するか?→特化したほうが、ステップ数を減らせる

●OMEGA(OMEGA)「ゲームルールをデザインするね」

・ゲーム制作は、テストプレイ&エラーが中心になる
・テストプレイヤーには説明などせずに、いきなりコントローラを渡して後ろから遊ぶ様子を見ている

・見るべきポイントは・・・

コンセプトが伝わっているか

不足・過多の要素はないか

・ただし、このやり方ではキレイな設計はできない

・ボクの考えるゲーム

・ほめることと誘導(うまくできたらほめる/やってほしいことに誘導)
・即座に反応を返す/最小の動作でやりたいことを実現 ←dotimpact「制御するエンターテインメント」
・面白いのは刺激だ(バリエーションとリズム) ←ざるの会「ゲームデザイン入門」

・初心者のフォロー→「クリアできない人」を想定すること

ミスを挽回できるように
ミスをすると有利になる
ミスしない/できない仕様にする
※「上級者よりは初心者のフォローを重視すべき」という発言に、「上級者へのフォローこそ重要なのでは?」と会場席にいた長健太さんからのツッコミあり

・デザインするもの

コンセプトが中心にあって、その周囲に、インターフェイス、ルール、レベル

・コンセプト……シンプルに(何をしたいのかわからなくなることがないように)
・インターフェイス……内容をしぼる/十字キー+2ボタン以下
・ルール……目的/システム(目的に至る直接・間接的手段)/スコア(上級者向け)
・レベル……ステージ/MAP ※個別の周波数をもたせる/3のルール

その後行われたラウンドテーブルの最後では、会場にいた外国人の方から「インディーゲームで収益は得られているか?」、また新清士さんから「十分な収益が得られるなら、インディーズ開発一本でいきたいと思うか?」という質問も。
海外では配信の方法やビジネスモデルが整いつつあり、インディーズが趣味ではなくビジネスになるかもしれない(あるいは、もうなってる)ことを考えると、日本でも、もっとそういう人々が出てきてもいいはず。

僕にとってインディーズは、いままでネット上の存在に過ぎなかったけれど、今回は講演者や会場席の人など、実際に作っている人たちの顔を見ることができてよかった。

すべてが終了したあと、ものすごい空腹で、ぶっ倒れそうだったことに初めて気づきました。冷や汗もだらだら。
どうやら、講演中はものすごく集中していたみたい。こんなこと、すごく久しぶりでした。

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